東日本大震災の後、日本国中が自粛ムードとなって、修学旅行すらキャンセルという時期がありました。当然、当社でもキャンセルが相次いで仕事がゼロになり、ドライバーは仕事がなく、バスは車庫にあふれかえっていました。 しかし、東北では困っている方がいらっしゃる、支援を必要とされる方がたくさん待っておられます。

そこで、当社が抱えるドライバーとバスで社会貢献ができればと、被災地までボランティアの方を無償で輸送するという活動を、大阪でいち早く始めたのが当社です。 大阪府庁・大阪市庁・区役所・社会福祉協議会・医師会・新聞社・テレビ局などに掛け合い、大阪から東北へ支援に向かうボランティアの方々の足となれるよう、無償運行という形で社会貢献活動を行いました。

大阪摂津市にある北摂つばさ高校の学生さんは、現在も「つばさネットワーク」という名称で支援金を募り、年に数回、被災地でボランティア活動を行っています。その際に、現地まで学生さんを送り届けるという形で、今も復興支援を継続しています。

大阪府社会福祉協議会で開催された
4月4日「被災地支援アクションプランセミナー～企業市民としてなにができるのか～」
に唯一バス会社で弊社のロマンス観光バスが参加しボランティアバス運行を企画提案しに行きました。

後に各社会福祉協議会様、有志ボランティア団体様、企業様、等、ロマンス観光バスのボランティアバス運行の企画に賛同された方々により、 各ボランティアバスを企画募集され、運行することができました。